Go によるチュートリアル: HTTP サーバー

`net/http` パッケージを使用すれば、基本的な HTTP サーバーを簡単に作成できます。	package main
	import ( "fmt" "net/http" )
`net/http` サーバーの基本的な概念はハンドラーです。ハンドラーは、`http.Handler` インターフェイスを実装するオブジェクトです。ハンドラーを作成する一般的な方法は、適切なシグネチャを備えた関数の `http.HandlerFunc` アダプターを使用することです。	func hello(w http.ResponseWriter, req *http.Request) {
ハンドラーとして機能する関数は、引数として `http.ResponseWriter` と `http.Request` を取得します。レスポンスライターは、HTTP レスポンスに書き込むために使用されます。ここでは、単純なレスポンスは「hello\n」だけです。	fmt.Fprintf(w, "hello\n") }
	func headers(w http.ResponseWriter, req *http.Request) {
このハンドラーは、すべての HTTP リクエストヘッダーを読み取ってレスポンス本文にエコーすることで、少し洗練された処理を行います。	for name, headers := range req.Header { for _, h := range headers { fmt.Fprintf(w, "%v: %v\n", name, h) } } }
	func main() {
`http.HandleFunc` コンビニエンス関数を使用して、サーバールートにハンドラーを登録します。`net/http` パッケージ内のデフォルトルーターをセットアップし、関数を引数として受け取ります。	http.HandleFunc("/hello", hello) http.HandleFunc("/headers", headers)
最後に、ポートとハンドラーを使用して `ListenAndServe` を呼び出します。`nil` は、セットアップしたばかりのデフォルトルーターを使用するよう指示します。	http.ListenAndServe(":8090", nil) }

バックグラウンドでサーバーを実行します。	$ go run http-servers.go &
`/hello` ルートにアクセスします。	$ curl localhost:8090/hello hello

次の例: コンテキスト。