Go による例: SHA256 ハッシュ

SHA256 ハッシュはバイナリまたはテキストの blob の短い識別子を計算するために頻繁に使用されます。たとえば、TLS/SSL 証明書は SHA256 を使用して証明書の署名を計算します。以下は Go で SHA256 ハッシュを計算する方法です。
	`package main`
Go はさまざまな `crypto/*` パッケージで複数のハッシュ関数を実装しています。	`import ( "crypto/sha256" "fmt" )`
	`func main() { s := "sha256 this string"`
ここでは新しいハッシュから始めます。	`h := sha256.New()`
`Write` はバイトを想定しています。文字列 `s` がある場合は、`[]byte(s)` を使用してバイトに変換します。	`h.Write([]byte(s))`
これにより、最終的なハッシュ結果がバイトスライスとして取得されます。`Sum` への引数は既存のバイトスライスに追加するために使用できます。通常は必要ありません。	`bs := h.Sum(nil)`
	`fmt.Println(s) fmt.Printf("%x\n", bs) }`

プログラムを実行すると、ハッシュが計算され、人間が読める 16 進形式で印刷されます。	`$ go run sha256-hashes.go sha256 this string 1af1dfa857bf1d8814fe1af8983c18080019922e557f15a8a...`
上記に示した方法と同様の手順を使用して、他のハッシュを計算できます。たとえば、SHA512 ハッシュを計算するには `crypto/sha512` をインポートし、`sha512.New()` を使用します。
暗号化的に安全なハッシュが必要な場合は、ハッシュの強さについて注意深く調査する必要があります!