実例を使って学ぶ Go: 乱数

Go の math/rand/v2 パッケージには、疑似乱数 生成機能があります。

 
package main
 
import (
    "fmt"
    "math/rand/v2"
)
 
func main() {

たとえば、rand.IntN は乱数 int n を返します。0 <= n < 100。

 
    fmt.Print(rand.IntN(100), ",")
    fmt.Print(rand.IntN(100))
    fmt.Println()

rand.Float64 は float64 f を返します。0.0 <= f < 1.0。

 
    fmt.Println(rand.Float64())

これを使用して、5.0 <= f' < 10.0 など、他の範囲の乱数浮動小数点数を生成できます。

 
    fmt.Print((rand.Float64()*5)+5, ",")
    fmt.Print((rand.Float64() * 5) + 5)
    fmt.Println()

シードがわかっている場合は、新しい rand.Source を作成してそれを New コンストラクターに渡します。NewPCG は、2 つの uint64 数値のシードが必要な新しい PCG ソースを作成します。

 
    s2 := rand.NewPCG(42, 1024)
    r2 := rand.New(s2)
    fmt.Print(r2.IntN(100), ",")
    fmt.Print(r2.IntN(100))
    fmt.Println()
 
    s3 := rand.NewPCG(42, 1024)
    r3 := rand.New(s3)
    fmt.Print(r3.IntN(100), ",")
    fmt.Print(r3.IntN(100))
    fmt.Println()
}

生成された数値の一部は、サンプルを実行すると異なる場合があります。

 
$ go run random-numbers.go
68,56
0.8090228139659177
5.840125017402497,6.937056298890035
94,49
94,49

Go が提供できるその他の乱数に関する参照については、math/rand/v2 パッケージのドキュメントを参照してください。

次の例: 数値解析。

by Mark McGranaghan と Eli Bendersky | ソース | ライセンス